ハウスメーカーのデメリット

工務店に比べて高額になりやすい

ハウスメーカーで家づくりをすると、長期にわたってメンテナンスが受けられたり保証がついてきたりしますが、それを含めた金額が家の金額に上乗せされています。また、有名なハウスメーカーであればテレビやインターネットで広告を目にしますが、広告宣伝費も施工主が支払った家の代金の利益から出ていると考えれば、家とは無関係なお金を支払っていることになります。 また、例えば床材ひとつ選ぶにも様々なランクのものが揃っているため、選ぶ楽しみはありますが、基本の金額よりも良いものを選んでしまいがちなので、知らず知らずのうちに予算を超えていた、ということがあり得ます。一度選んだランクを下げるのは勇気がいるため、高額になりやすい一因になります。

内装や外装の細かなデザインの希望が伝えづらい

工務店は、建設作業をする人と施工主と話しをする人が同じ人であることが多いです。そのため、工事をする上で気になることを知っておけますし、意見を聞きやすく希望を伝えやすいです。写真を見せることもできますし、「手すりをもっと丸く」など、本当に細かい部分まで決めることができます。しかしハウスメーカーは、営業担当者と施工担当者が別の人のケースが多いです。そのため、希望のデザインがなんとなくのイメージしか施工担当者に伝わらなかったり、思っていたのとは少し違うデザインで出来上がってきたりすることがあるかもしれません。施工主は営業担当者任せにせず、しっかりと自分の希望を伝え、また伝えやすいように写真を用意したり、模型を作ったりする必要があります。

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